高校生が現役で公務員になるために

課題

どうすれば高校現役で公務員なれるのか?

部活を続けながら、現役合格する秘訣は?

高卒で公務員になりたいと言ったら、先生に猛反対されました。

問題集を買って勉強してます。これで合格できますか?

大学に進学するメリットはここで言うまでもありません。

4年間の学生生活は人間を成長させますし、

様々な人との出会いも期待できます。

人間を成長させますし、

もちろん勉強したい専門分野の知識を高められます。

何より、みんな進学します。

周囲と合わせ、学士号を取ることは将来への大きな安心感をもたらすでしょう。

でも、そう考えるだけでいいのでしょうか?

高校卒業時の

もう1つの選択肢を考えなくていいのでしょうか?

進学か公務員就職か?

この2つの選択肢を公平に判断する機会が、あなたにありますか?

このページは

あまり知られていない

高校生の公務員就職について

お話をします。

高校から公務員を目指すのは少数派です

あなたがどのような理由で、公務員を目指すのかはわかりませんが、高校卒業と同時に公務員になろうとする人は、学年でも数人です。

でも、大学に進学した後に公務員を目指す人はたくさんいて、

例えば、国家公務員一般職試験の申込者の数をみても、

大卒程度が約4万人に対し、

高卒程度は1万人程度しかいません。

さらに現役の高校生となると、申し込み者はグッと少なくなります。

高校卒業後は進学する風潮の中では、

ほとんどの高校生に

現役で公務員を目指す正しい情報は伝えられません。

なぜ?そんな事が起きるのか。。

学年に数人しかいない公務員希望者。

先生はクラスの大半が進学を希望していれば、

どうしてもそちらを優先してしまいがちです。

学校によっては進学に力を入れているところも多いですから、

あなたが現役で公務員なると言い出したら、

ちょっと「面倒な生徒」の扱いを受けるかもしれません。

また、

学校行事は公務員試験の日程には合いません。

文化祭の当日が試験だということもあります。

面接試験が中間テストと重なることもあります。

あなたの進路を変更させようと、先生がプレッシャーをかけてくることもあるかもしれません。

どうでしょう、

こんな話しを聞いたら、嫌になりますか。

目指すなら今かもしれない

私立大学に入学した7人に1人は、大学を途中でやめてしまいます。

2019年に発生した新型コロナウィルスの影響で、大学の大半はオンライン授業です。

冒頭にお話しした、様々な人との出会いや、人間的な成長を、巣篭もり生活の中で期待することは難しいでしょう。

また

大学を卒業した人の3割以上は、3年以内に最初の就職先を辞めます。

就職なんて、まだ先の話しだと思わないでください。

今の日本は、正社員として働いている人と契約社員やパートで働いている人の割合は1:1です。

世の中は、

就職する人の半分は、いつクビになるか分からない不安定な仕事に就いています。

大学を出ても50%は

契約社員や派遣社員になる世の中です。

情報革命は、様々な分野で世の中を便利にしてくれますが、

一方で、今ある仕事を、業界を、消滅させています。

正社員で就職しても、その会社が無くなれば、元も子もありません。

そんな世の中にあって、

リストラの心配のない

仕事自体が消滅する事がない、

社会に貢献できる仕事。

女性なら子育てをしながらの仕事にも十分な配慮がある、

仮に離婚してもワーキングプアになることもない、どんな人よりも老後の心配がない。

それが公務員です。

大学に進学する人の約半分が奨学金を借りて進学する時代です。

同級生が就職する5年後を

想像してみてください・・

奨学金の平均借入額は400万円から500万円。

大学でやりたいことがあるならいいですが、

特にやりたいことも、勉強にも興味がないまま、

23歳になって500万円の借金を抱え、社会人をスタートする状況を

あなたは素直に受け入れる事ができますか?

この話しを「ふーん」と、

あまり関心もなく聞き流しているようなら、

あなたの意識は、まだ社会に出るところに至っていないのかもしれません。

高校を卒業して、

現役で公務員になることを考えているのなら、

あなたの前にある疑問をおちついて解決していくことが大切です。

いまから、

その項目のいくつかをお話したいと思います。

どんな仕事がしたいのか?

「大学に行っても意味が無いから、公務員になります」

これでは、面接は通りませんし、

第一、あなた自身もやる気にならないでしょう。

まずは、

どんな仕事がしたいかを考えてみてください・・・

高校生から公務員になれば、勉強をしなくて済むいうのは、

大きな間違いです。

例えば、

消防官として採用されれば、

消防学校に入って訓練もしますし、勉強もします。

事務職として働き始めれば、

仕事で使う知識を勉強しなければなりません。

むしろ、

学生より大変かもしれません。

でも、あなたの勉強したことが、即、仕事に生かされるというメリットもありますから

努力のしがいもあります。

働き始めれば、責任も生まれます。

経済的な自由も手に入れることができます。

大変なこともありますが、社会的な信用や経済的な自由を手に入れることができる。

これが社会人になることです。

公務員になるのは、今か?進学してからか?

高校を卒業して公務員になるのか、大学に進学した後、公務員になるのかの2つの選択がありますから、

この比較をした上で、高校現役で公務員を目指すかどうかを判断した方がいいでしょう。

また進路は、

必ず保護者の人と相談しながら決めましょう。

準備をいつから始めるか?

やりたい仕事も、ある程度決まって、

高校を卒業したら公務員になると決めたら、

具体的な計画を考えましょう。

計画を立てる際に心がけたいことは、部活動やアルバイト、定期テストなどをしっかりこなすことです。

その他にも、試験情報や面接や作文の対策、願書の取り寄せや出願などを学校に頼らずに自分でやる必要もあります。

ひとまず、

この3つのポイントのご自身の答えを出してから、

準備を進めることをオススメします。

最初の準備を怠ると、

後になってから修正がつかなりますので注意してください。

結論を言いましょう。

高校生のあなたが、

現役で公務員になるには、心構えが必要です。

試験自体が難しいのではありません。

  • ◯進学を勧める先生。
  • ◯大学進学に比べて、フォローの少ない環境。
  • ◯友人との情報交換ができない状況。
  • ◯圧倒的に少ない情報。

残念ですが、、、

社会のしくみは、

高校3年生が公務員になるように作られていません。

でも募集はしてますし、

公務員になることは十分に可能です。

でも、先生も周囲の大人は、

みんな大学に行ってから公務員を目指せといいます。

ただ、あなたがこの状況を理解し、

社会に出る心構えを持つ気になったら、

その先にある現役合格は、

案外、簡単に達成できると思います。

中途半端に目指そうとは考えないでください。

繰り返しますが、

試験自体が難しいのではありません。

あなたの行く手をジャマするものがあるだけなのです。

ここから先のお話は、

必要な方とそうでない方がいらっしゃいます。

公務員試験について、

  • ●ちょっと迷っている。
  • ●情報がないから、判断材料が欲しい。
  • ●もう少し具体的な話が聞きたい。
  • ●実際に目指している人の声を聞きたい。

など・・

より詳しい話を聞いて、

間違いのない選択をしたいという方に、

実際にあった話を元に、

これからのことを考えてもらいたいと思います。

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