Q1 いつから準備をする人が多いですか?
高校2年生の夏から始める人が多いようです。
Q2 学校の先生が進学してから公務員になることを勧めるのはなぜですか?
普通高校は大学への進学、職業高校は地元の会社や銀行への就職を目的としているからで公務員への就職は、指導目的に合わない事が多いからだと思います。
Q3 商業高校か普通高校に行くかで迷っています。どちらがいいですか?
商業高校は試験に関係する科目の勉強ができないデメリットがある反面、就職には一定の理解があります。普通高校は勉強面で助けられる部分がありますが進学を中心としたカリキュラムは公務員の就職には合いません。
高校生活は将来の進路以外にも校風やご自身が通いたい学校なのか、もちろん学力も重要なポイントになります。高い学力があるのに学力レベルの低い学校に行けばモチベーションが下がるリスクもあります。
選ぶ時は総合的なバランスを考慮してください。
Q4 どんな仕事に就くか、まだ決めていません。それでも試験準備を始めた方がいいですか?
今までにお会いしてきた高校生の半数以上が、高校を出たら就職をしたいという理由ぐらいで始めて、準備を進めている間に希望する職種を決めています。
Q5 途中で挫折してしまう人はいますか?
挫折かどうかは分かりませんが、受験をせずに大学や専門学校への進学に切り替えたり、民間就職に変える人はいると思います。
Q6 公務員試験で一番難しい試験は何ですか?
公務員試験は大学入試と違い、採用予定人数が毎年変わりますので、どの試験が難しいかはその年によって変わりますが、毎年採用人数の少ない衆議院事務局事務官や裁判所事務官試験は高倍率で難しいと思います。
Q7 大学を出て公務員になるなら、どのレベルの大学に進学すべきですか?
出身大学のレベルは採用には関係しません。
ただ出題される教養試験は中学卒業レベルがある程度出来ている事が求められるので、数学を苦手としている人は若干不利になると思います。
真剣に大学を出て公務員を目指すなら、職種によっては専門科目の勉強が必要になる場合もありますし、大学の授業と並行して勉強することには変わりはないので、高校のうちに全ての科目に不得意分野を作らないように勉強します。
そうすると結果的に中堅大学以上の私立大学か国公立大学に進学することになりますので、そのレベルに到達していなければ大学に入って相当努力しなければ公務員に内定することは難しいことが言えると思います。
Q8 大学との併願はできますか?
はい可能だと思います。公務員試験と並行して夜間大学の受験をする人もいます。